指示を出すと働いてくれる、Mana and ArtificeのConstructについてのページです。Commandの解説はこちら
簡単な解説の動画を作りました。
Magic Broom
Magic Broomの使い方
魔法の箒です。チェストに向かってShift+右クリックするとそのチェストに結び付けられて、近くにドロップしたアイテムをそのチェストに自動的に収納してくれます。一見、Constructというより、Artificeよりのアイテムですが
- Codex ArcanaのConstructsの章で紹介されている
- Constructを大幅に扱いやすくしてくれる
以上の2つの理由からConstructのページで解説しました。
Constructとの組み合わせの例
例えば、Constructに釣りで食料などを集めさせたいとき、Construct単独でやらせようとすると、
- 釣りをする
- 釣ったアイテムが足元にドロップするのでそれを拾う
- 拾ったアイテムをチェストにしまう
の3つの指示が必要です。ここで、Magic Broomを使用すると、釣った後のアイテム回収をMagic Broomができるので「釣りをする」の指示だけで済みます。他にも、収穫した作物を回収させるとき、家畜のドロップ品を回収させるときなどに使えるので覚えておきましょう。
Constructsのパーツ
Constructを作成する際には、頭、右腕、左腕、胴、足の5つのパーツが要求されます。それぞれのパーツはバリエーションがあり、その種類や使用する素材によって、Constructの性能が決定されます。
素材の違い
素材はWickerwood、Wood、Stone、Iron、Gold、Obsidian、Diamondの7種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
- Wickerwood……素早く動き水に浮く。しかし、炎から多くのダメージを受け、体力も少ない。全体的に控えめな性能。
- Wood……すこし頑丈なWickerwood。体力回復が早い。
- Stone……水に沈む。ノックバック耐性がある。汎用的に使える素材。
- Iron……水に沈み、動きも遅いがノックバック耐性があり体力、防御値ともに大きい。防衛向きの素材。
- Gold……動きが早く、Mana Torsoの容量が大きい。体力などは少ない。呪文を扱う仕事に向いた素材。
- Obsidian……脆いが、攻撃力の高い素材。溶岩や炎に耐性がある。攻撃役に向いた素材。
- Diamond……IronやGoldなど特定のことに特化したものにはそれぞれ機能が劣るが、万能な素材。
各パーツの特徴
下が各パーツの特徴です。腕のパーツは単独でクラフトすることで左右が入れ替わります。例)Wickerwood Grabber Left Arm →Wickerwood Grabber Right Arm
説明 | |
Basic Head | 基本的な頭部のパーツ。 |
Smart Head | ConstructのIntelligenceの値を増やす。 |
Horn Head | 敵対モブのヘイトを集める。戦闘用のConstruct向け。 |
Basic Torso | 基本的な胴のパーツ。 |
Armor Torso | 防御点、防具強度をそれぞれ上昇させる。 |
Mana Torso | Mana Cannon ArmやCaster Armに使用されるManaをためて置ける。 |
Storage Torso | Constructのインベントリを増やし、MiningやAdventuringのコマンドで得れるアイテムを増やす。 |
Tank Torso | 16バケツ分の水をためて置ける。Nozzle Armで水を取り込んだり、発射したりできる。 |
Fishing Arm | 釣りができる。 |
Bladed Arm | 攻撃速度、攻撃力上昇。左右の腕どちらもBladed Armだと範囲攻撃可能。 |
Hammer Arm | 攻撃速度は遅いが、威力とノックバックが大きい攻撃ができるようになる。左右の腕どちらもHammer Armだと飛び上がり、着地点にいるモブにダメージを与える攻撃ができる。 |
Grabber Arm | 手にアイテムを持って運べるようになる。 |
Axe Arm | 攻撃と、木こりができる。左右の腕どちらもAxe Armだと、飛び跳ねる攻撃ができる。 |
Shield Arm | 防御点、防御強度をそれぞれ上昇させる。 |
Mana Cannon Arm | Mana TorsoのManaを消費して遠距離攻撃ができる。左右の腕どちらもMana Cannon Armだと2体を同時に攻撃できる。 |
Fluid Nozzle Arm | Tank Torsoに液体を集める、貯められた液体を消費して水源などを設置する、液体を発射するなどができる。水を発射すると、ノックバックや消火ができる。溶岩を発射した場合着火とダメージが与えられる。牛乳を発射するとステータス効果をなくせる。左右の腕どちらもFluid Nozzle Armだと呪文ShapeのConeのような効果範囲になり、射程も伸びる。 |
Caster Arm | Mana TorsoにためられたManaを消費して、呪文を唱える。 |
Basic Legs | 基本的な脚のパーツ。 |
Reinforced Legs | 防御点の増加。馬に乗るように、Constructの上に乗れるようになる。 |
Ender Legs | テレポートができるようになる。 |
Rocket Legs | Constructが飛行できるようになる。 |

召喚法
Constructの召喚法には防具立てを使う方法とConstruct Gantryを使う方法の二つがあります。
防具立てを使う方法
防具を設置するのと同じように、Constructのパーツを防具立てに置いていきAnimus Dustで右クリックすることで召喚できます。

Construct Gantryを使う方法
Construct Gantryを設置した後に防具立て置くのと同じようにパーツを置いていきます。次にConstruct Gantryの周りに8つChimerite Crystalを設置します。そのあと8つのChimerite CrystalにTouchやProjectileのShapeを持つ魔法でAffinityを付与します(Chimerite Crystalを対象に魔法を使用することで付与できます)。最後に空いた手で右クリックすることでConstructを召喚できます。

Affinityの効果
Construct Gantryを使って召喚されたConstructは召喚の際にChimerite Crystalに付与されていた属性に応じて特殊な効果を受けます。各Affinityの効果は以下のようになっています。
- Air……移動速度上昇
- Arcane……5%の魔法攻撃耐性
- Earth……5%の物理攻撃耐性
- Ender……それぞれの手で持てるアイテムの数が1つ増える
- Fire……攻撃時に1秒の炎上を付与
- Water……浮きやすくなる
上に書いた効果はChimerite Crystal1つにつき得られる効果です。同じ効果を重ね掛けして強化したり、複数の効果を組み合わせたりできます。例)Arcane×8で魔法に対する耐性を最大まで上げる、Arcane×4+Earth×4で魔法と物理それぞれに中程度の耐性を持たせるなど
Constructに指示を出す
Constructに指示を出す方法にはBell of Bindingで直接指示をする方法とBell of BindingでDelegation StationやLodestarと結びつけることで指示を出す方法の2つがあります。また、Constructの指示を遂行する能力にはIntelligenceが大きくかかわってきます。
Intelligence
ConstructはIntelligenceというステータスを持っています。これはLodestarなどで設定された指示をいくつ実行できるかを表しています。IntelligenceはHeadのパーツによって決まり、Wickerwoodは5、それ以外は基本的に8、Smart Headは素材に応じてそれ以上のIntelligenceを持っています。また、いくつかのCommand(Adventure,Mine,Craft等)には一定以上のIntelligenceが要求されます。
Bell of Bindingで指示を出す
Bell of Bindingを待った状態でZキーを押すと、メニューが出てきます。その状態で指示を選び、Constructやブロック、モブをクリックすることでConstructに指示を出すことができます。
Command | 説明 |
Follow | 選択してConstructをクリックするとConstructがついてくるようになる。Constructが攻撃手段を所持していると近くの敵対モブに攻撃する。 |
Move | 選択してブロックをクリックすると、自身についてきているConstructがその場所に移動し待機状態になる。 |
Stay | 選択してConstructをクリックすると、その場で待機状態になる。 |
Attack Target | 選択して攻撃してほしいモブをクリックすると、自身についてきているConstructがそのモブを攻撃する。Follow状態のConstructは敵対モブを自動的に攻撃するのに加えて、プレイヤーが攻撃したモブも攻撃するのであまり使い道がない? |
Diagnostics | 選択してConstructをクリックするとDiagnostic画面が表示される。左側にはConstructの指示の遂行情報、右側には体力、Intelligenceなどのステータス、Constructのパーツ構成で可能なこと、手やインベントリに所持しているアイテムが確認できる。ステータスの確認やLodestarで指示を出したConstructが停止しているときの原因究明などに使う。 |
Eat Item | 選択してConstructをクリックすると、Constructが手に持っているアイテムを食べる。アイテムは破壊される。 |
Interact | クリックしたものに応じて、自身についてきているConstructが様々な行動をする。Construct Gantryに戻ってパーツやAffinityの変更をする、あるいはクリックされたブロックの上にドロップしているアイテムを拾うなど。LodestarやDelegation Stationをクリックすることで、その指示に応じた働きをさせることができる。 |
Wear Item As Hat | 地面をクリックすることでその上に落ちているアイテムを帽子のように身につける。身に着けたアイテムはDiagnostics画面から回収できる。 |
Delegation StationやLodestarで指示を出す
上で述べた通りConstructとDelegation StationやLodestarなどの結びつけることで指示を出すことができます。Delegation StationはLodestarより出せる指示が少なく、条件分岐ができないという点で異なります。
指示の作り方
コンストラクトへの指示を作るにはLodestar等を右クリックしましょう。すると以下のような画面が開きます。

左にあるアイコンはそれぞれのコマンド、中央にあるのは実際に回路を作る部分。左側はそれぞれのコマンドに必要な細かい設定をする部分です。回路を作成する際には左側からアイコンをドラッグしてきて中央の部分に配置します。例として”Take Item From Container”と”Place Item Into Container”を配置すると下の画像のようになります。

まず左上の青いマークからアイコンの左上の黄色のマークにつなげます。ここでつなげたコマンドが最初に実行されます。それぞれのコマンドは緑のマークと赤のマークを持っており、そのコマンドが実行できた場合は緑のマークから繋がったコマンドが実行できなかった場合は赤のマークから繋がったコマンドが実行されます。下の画像のようにつなげるとチェストからアイテムを取り出し、ほかのチェストに入れるのような仕事ができるようになります。

上の画像のように回路が途中で途切れている場合は最後のコマンドを実行した後、自動で青いマークから再びコマンドを実行します。なので結果としてチェストからアイテムを取り出し、ほかのチェストに入れることを繰り返すようになります。下の画像のようにのように2つのコマンドでループを作っても繰り返させることができますが、Intelligence(いくつのコマンドを実行できるか)の値が奇数の場合にコマンドが実行できなくなることがあるので、場合によっては上の画像のようにあえて回路を途切れさせることも考慮しましょう。

指示を出すのに必要なアイテム
それぞれのコマンドには必要なアイテムが設定されています。ここではいくつかのコマンドで要求されているRune of MarkingとLedgerについて解説します。
Rune of Marking
主にコマンドを実行する場所を設定するものです。範囲指定する際は端と端、アイテムの取り出しなどブロックと干渉するコマンドの際はそのブロックに右クリックで設定します。


Ledger
ブロックをチェストから取り出すときのブラックリストあるいはホワイトリストとして使うアイテム。Ctrl+右クリックで開くことができますShift+右クリックなどでアイテムの登録、登録されたアイテムをクリックして削除できます。

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